テレワークに必要なものとは?生産性を上げられるおすすめツールを徹底解説

テレワークに必要なものとは?生産性を上げられるおすすめツールを徹底解説

新型コロナウィルスの流行を機に、テレワークで仕事を進める人が一気に増えました。一方で、テレワークで働くことになった人の中には「何を揃えたらいいかわからない」と、迷われる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、テレワークに必要なツールや機材について、生産性の観点から紹介します。1つでも多く揃えればオフィス勤務以上に効率よく仕事を進められる可能性があるので、ぜひご参考ください。

テレワークに必要なもの 

まず、テレワークを実現する上で最低限揃えるべきものは以下の3つです。

  1. パソコン

  2. 周辺機器

  3. インターネット

1つずつ解説します。

パソコン

パソコンがなければ、テレワークは成り立ちません。人によっては「スマホやタブレットで仕事を進められないか」と思われる人もいるでしょう。

しかし、パソコンとスマホ・タブレットではスペックに大きな差があります。また、業務で使用するソフトウェアはまだまだ、スマホやタブレットに対応しているものは少ないのが現状です。

一部の業務を除けば、わざわざハイスペックなパソコンを揃える必要はありません。しかし、パソコンなしでテレワークは成り立たないことは理解しておきましょう。

周辺機器

テレワークの生産性を上げるうえで、場合によってはパソコンに接続する周辺機器も必要です。特に、パソコンが古いモデルであるほど、テレワークに必要な機能を搭載していない場合があります。

そのような場合は、外付けの周辺機器をパソコンに接続すれば新しく機能を付与でき、テレワークに順応できるようになります。

テレワークに必要な周辺機器の一例を、以下にピックアップしてみました。

▼テレワークに必要な周辺機器一例▼

  • キーボード

  • Webカメラ

  • ディスプレイ

  • マウス

  • ヘッドホン

現在お持ちのパソコンのスペックに応じて、周辺機器を取り付けるようにしましょう。

インターネット

テレワークが社会的に浸透したのは、インターネットがあるからこそです。家にインターネット環境がない場合は、固定回線を敷設したりモバイル回線を契約したりする必要があります。

固定回線とモバイル回線の特徴は、それぞれ以下の通りです。

  • 固定回線
    ⇒高速で安定しており、容量制限がない

  • モバイル回線
    ⇒通信速度が不安定なうえに容量制限があるが、固定回線よりも安い

家でどっしり構えて仕事することになりそうな場合は、高速かつ安定している固定回線を敷設しましょう。反対に、家だけでなく近所のカフェなどでも仕事をしたい場合は、モバイル回線が選択肢に入ります。

自身の理想とするワークスタイルに合わせて、インターネット回線を選ぶようにしましょう。

テレワークにおすすめのレノボパソコン

テレワークの仕事は、パソコン次第で生産性が大きく左右されます。そこで、テレワークにおすすめのレノボ製パソコンを3つ紹介します。

  1. ThinkPad X1

  2. ThinkBook 14

  3. ThinkCentre M90t Tower

順番に見ていきましょう。

ThinkPad X1

レノボにはさまざまなパソコンブランドがありますが、その中でも特に代表格と言えるのがThinkPad。ThinkPadには用途に合わせて数多くのシリーズがありますが、テレワークにうってつけなのが「X1シリーズ」です。

X1シリーズの特徴は、軽量ながらパワフルなパフォーマンスを発揮することです。そのため、家での作業だけでなくカフェやコワーキングスペースなどで作業するときにも、持ち運びが簡単な1台と言えます。

実際に「ThinkPad X1 Yoga Gen 7」は14インチの画面にメモリ容量16GBでありながら、重量は最小で1.38kgとハイスペックな上に軽量なボディとなっています。

場所に囚われずにテレワークを行いたい方は、ThinkPad X1シリーズを検討してみてください。

ThinkPad X1シリーズを見てみる

ThinkBook 14

パソコンを選ぶ際に費用を重視したい方には、ThinkBook14がおすすめです。以下のように豊富な機能とスペックを取り揃えている、費用対効果の高い1台です。

  • 画面サイズ14インチ

  • メモリ容量8GB+拡張可

  • SSD容量256GB~

  • USB Type C、USB3.2、HDMIなど幅広いインターフェースに対応

テレワーク中心のワークスタイルになるからと言って、パソコンに予算を割けない方も一定数いるでしょう。ThinkBook14であればリーズナブルでありながら、業務を遂行するうえで必要以上のスペックを搭載しているため、不便なく仕事に取り組めるはずです。

ThinkBook 14を見てみる


ThinkCentre M90t Tower

外への持ち運びを一切考えずに家でどっしり構えて仕事をしたい方には、デスクトップタイプの「ThinkCentre M90t Tower」がおすすめです。ノートパソコンよりも筐体が大きいことから、ドッキングステーションを用いることなく多数の外部端末や周辺機器を接続できます。実際にThinkCentre M90t Towerでは、以下のように豊富なインターフェースを取り揃えています。

種類口数USB3.2 Gen1ポート6USB3.2 Gen2ポート2USB3.2 Gen2 Type-C1HDMIポート1マイク入力1マイク入力/ヘッドホン出力コンボジャック1イーサーネットポート(RJ-45)1

さらに、ThinkCentreを含めたデスクトップPCの最大の特徴は、動作が早く安定したパフォーマンスが期待できることです。ThinkPadをはじめとしたレノボ製ノートパソコンは排熱性の高さに優れていますが、筐体が小さい特性上どうしても熱が溜まってしまいます。

家でどっしりと構えて多様な外部端末を接続し、常にハイパフォーマンスで仕事に取り組みたい方は、ThinkCentreを検討してみてください。

ThinkCentre M90t Towerシリーズを見てみる


テレワークにおすすめの周辺機器

テレワークであらゆる業務に対応するためには、周辺機器が必要となる場面も出てきます。ここで、テレワークにおすすめの周辺機器を5つ紹介します。

  • キーボード・マウス

  • 外付けディスプレイ

  • ドッキングステーション

  • Webカメラ

  • ヘッドホン

周辺機器は生産性の向上にも繋がるため、ぜひ参考にしてみてください。

キーボード・マウス

キーボードやマウスを変えるだけでも、生産性が大幅に向上する可能性があります。付属のキーボード・マウスは、あくまで最低限の機能を取り揃えたものであるため、使いやすさや機能性などの面ではどうしても劣ってしまいます。

レノボ製でおすすめのキーボードが「ThinkPad トラックポイント キーボード II」です。ThinkPadで使われているキーボードを外付け化したもので、人間工学に則って作られているので、非常にタイピングしやすいです。

さらに、ThinkPadトラックポイントキーボード最大の特徴が、トラックポイント搭載によりマウスが不要になることです。デスクスペースを抑えられるのでキーボードの横で書類を広げたり、息抜きのためのお菓子を置いたりしても、邪魔にならずに済むでしょう。

実際にThinkPadユーザーの多くの方が「トラックポイントなしでパソコンを扱えない」と言うくらいに、トラックポイントは便利な機能です。

どうしてもマウスがないと仕事ができないと言う方におすすめの外付けマウスが「Lenovo Go ワイヤレス バーティカルマウス」です。独特な形をしていますが、人間工学に基づいて設計されているため、手にフィットした状態で負担なくマウスを動かせます。

キーボードもマウスも、好きなものに交換するだけで作業が長時間に渡ったとしても、少ない疲労感で済みます。

ThinkPad トラックポイント キーボード IIを見てみる

Lenovo Go ワイヤレス バーティカルマウスを見てみる


外付けディスプレイ

画面を2枚にして作業をする「デュアルディスプレイ」仕様にすれば、作業効率が格段に上がる可能性があります。実際に情報処理学全論文誌の文献によると、デュアルディスプレイにすることでウィンドウ操作に要するコストが13.5%も減少したことが報告されています。

デュアルディスプレイにする際の注意点は、ディスプレイによって対応している端子が異なるので、事前に確認しておかないとパソコンに接続できないことです。

パソコンのインターフェースがUSB Type Cを搭載しているのであれば、「ThinkVision M15」がおすすめです。重量0.86kgと持ち運びが可能なうえにUSB Type Cケーブル1本で出力できるため、いつでもどこでもデュアルモニターが実現できます。

自宅利用がメインの方は「Lenovo D22e-20 」をご検討ください。端子はHDMIとVGAに対応しているので、旧式のパソコンでも問題なく接続が可能です。

テレワークの生産性を高めるために、ぜひ普段使いのパソコン画面をもう1台追加してみませんか。

ThinkVision M15を見てみる

Lenovo D22e-20を見てみる


ドッキングステーション

パソコンをより機能的に使いたい方におすすめの周辺機器が、ドッキングステーションです。ドッキングステーションとは、パソコンに接続することであらゆる端末と接続できるようになる周辺機器のことです。

実際にレノボの人気ドッキングステーションである「ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック」では、以下の端子に対応している外部端末を追加で接続できるようになります。

ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック

  • Thunderbolt 4 ポート

  • USB Type-C

  • USB Type-A3.1

  • DisplayPort1.4

  • HDMI2.1

使っているパソコンのインターフェースに接続可能な端子が少なくても、ドッキングステーションを用いれば、より多くの端末と接続できるようになります。

テレワークを始めたての頃は「そんなに接続する端末ないから」と言う人でも、パソコンを使い込んでいくうちに多くの周辺機器を接続したくなるものです。パソコンのインターフェースに余裕がない方は、ぜひドッキングステーションを使ってみてください。

ThinkPad ユニバーサル
Thunderbolt 4 ドックを見てみる


Webカメラ

オンライン会議に欠かせないツールがWebカメラです。最近のノートパソコンであればほとんどのモデルに内蔵されていますが、デスクトップであれば基本的に自身で外付けしなければなりません。

Webカメラを選ぶ際のポイントは、画質の良さとマイク内蔵であることの2つです。マイク内蔵タイプをあらかじめ選んでおけば、外付けマイクを別途用意する手間が省けます。

レノボのWebカメラ「Lenovo パフォーマンス FHD Webカメラ」は、USB-Type Aに接続するだけで起動できます。ユーザーのプライバシーも考慮して録画を遮蔽できるシャッターも搭載しているため、安心して利用できます。

業務によってはテレワーク中のオンライン会議は結構多いので、お使いのパソコンにWebカメラが搭載されていない場合は早急に用意しておきましょう。

Lenovo パフォーマンス FHD
Webカメラを見てみる


ヘッドホン

オンライン会議の際にもう1つ揃えておきたい周辺機器が、ヘッドホンです。特に同居している家族がいる家の中でオンライン会議を行う場合、非常に気を遣います。また、会議内容を家族にすら聞かれるのを避けるべき業務もあるでしょう。

オンライン会議中にヘッドホンをしておけば、周囲に聞かれることがないので、安心して会議に挑めます。

イヤホンでも構いませんが、長時間の装着でストレスがないのは、やはりヘッドホンです。実際に会議によっては2時間3時間の長丁場になることも。

長時間会議も想定して、装着していてストレスを感じない、自身に合うヘッドホンを用意しておきましょう。

レノボでは「ThinkPad X1 アクティブ ノイズキャンセレーションヘッドホン」を提供しています。外部からの音を密閉し、ノイズキャンセリング機能の搭載によりクリアに聞こえるようになるので、会議に集中できます。

ThinkPad X1 アクティブ ノイズキャンセレーションヘッドホン

ThinkPad X1 アクティブ
ノイズキャンセレーションヘッドホンを見てみる

テレワークの生産性を上げるもの

テレワークの生産性を大幅に上げるためには、IT機器以外のものも重要な役割を果たします。IT機器以外で生産性を上げるものは、以下の4つです。

  • デスク

  • オフィスチェア

  • キャリングケース

  • モバイルバッテリー

1つずつ解説します。

デスク

パソコンを置いて作業するデスクは、当然ながらテレワークに欠かせません。いくらパソコンが高性能であったとしても、デスクが使いにくければ生産性は大きく落ちてしまいます。

デスクには数多くの種類がありますが、選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  • 天板のサイズ

  • 高さ

  • 機能

パソコン以外にデスク上に置くものによって、サイズは大きく異なります。

また、デスクの高さはパソコン作業時の姿勢に大きく影響するので、選ぶ際にはしっかり考慮しておきたいところです。姿勢が悪いまま作業してしまうと疲れやすくなり、作業効率の悪化に繋がります。

少し値段は張りますが、電動昇降式のデスクであれば好きな高さに調節できます。定期的にスタンディングデスクの高さにして、立った状態で作業すれば体への負担が軽減し、運動不足の解消にもなるでしょう。

オフィスチェア

テレワークでは椅子に座る時間が長くなるので、オフィスチェア選びも非常に重要になります。テレワークにおけるオフィスチェア選びは、最低限以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 高さ調節ができる

  • ひじ掛けがある

  • 座面移動が可能

  • 腰部のテンションを調節できる

  • ヘッドレストがある

パソコン作業において特に役に立つのがひじ掛けです。キーボードを打つときに肘を置けるようになることで、負担なく作業ができるようになります。

オフィスチェアはこだわるほど値段が張ってしまうので、予算と必要な機能をあらかじめ決めておかないと、大きな出費となってしまいます。

とはいえ、いいオフィスチェアを購入すれば作業環境が格段に快適になるので、予算的に無理のない範囲で選ぶといいでしょう。

キャリングケース

パソコンを外へ持ち運ぶ機会が多い場合は、キャリングケースを持っておくのもおすすめです。持ち運びの際に衝撃から守ってくれるので、安心して外でも作業ができるようになります。

レノボではThinkPad用に「ThinkPad X1 Carbon/X1 Yoga プレミアムケース」を用意しています。防水性にも優れているので、リュックサックの中で誤って水筒をこぼしてしまったとしても、故障の心配がありません。

16インチ以内のノートパソコンであれば、リュックサック仕様のケースである「ThinkPad エッセンシャル 16インチ バックパック」がおすすめです。パソコンを収納する専用区画があるので、大切なパソコンはしっかり区分けして保管し、持ち運びができます。

ThinkPad エッセンシャル 16インチ バックパック

ThinkPad X1 Carbon/X1 Yoga プレミアムケースを見てみる

ThinkPad エッセンシャル 16インチ バックパックを見てみる

テレワークを家以外で行う「ハイブリッドワーク」形式を取っている方は、年々増えています。ハイブリッドワークの環境の整え方について、レノボより詳しい資料を提供しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ハイブリッドワーク環境ガイド

モバイルバッテリー

パソコンを外へ持ち運ぶ機会が多い方は、モバイルバッテリーも持っておきましょう。モバイルバッテリーを持っておけば、外出先での充電切れを心配することなく仕事ができます。

近年ではカフェや喫茶店でも、席にコンセントを配置しているところは増えてきていますが、そうでない店舗もまだまだ多いのが現状です。モバイルバッテリーさえあれば場所に関係なく、バッテリー切れを心配せずにパソコン作業に取り掛かれます。

レノボのモバイルバッテリー「Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh」では、ノートパソコンへ最大65Wの給電を約3時間にわたって可能となっています。外での作業が多い方は、ぜひ1つ持っておくといいでしょう。

Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク を
見てみる



まとめ

テレワークはオフィスと違って、自分で環境を整えるところから始めなければなりません。しかし、ツールやIT機器などをしっかり揃えれば、オフィスよりも作業効率の高い環境を実現できる可能性もあります。

ツールや機器によっては高額なものもあるため、すぐに揃えるのは難しいでしょう。そこで、テレワークに取り組みながら必要な機器やツールを都度揃えていけば、費用を抑えながら自分好みの作業環境を実現できます。

ぜひ本記事を参考に、自分好みの作業効率の高い環境を整えてみてくださいね。

なお、レノボではテレワークをこれから始めたい方に向けて、作業環境を整えるうえで必要なことをまとめた資料を提供しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。