デスクトップパソコンをWi-Fiに繋ぐには?必要な準備と手順

デスクトップパソコンは有線 LAN でインターネットに接続することが多く、Wi-Fi 機能がない機種もあります。ノートブックのように Wi-Fi でインターネットに接続できたほうが便利ですが、ルーターなどの Wi-Fi 接続機器が必要になることもあります。今回はデスクトップパソコンで Wi-Fi に接続する方法について、ライターの上倉賢が解説します。

目次

  1. デスクトップパソコンをWi-Fi に繋ぐための準備
  2. Wi-Fi 子機を選ぶポイント
  3. Wi-Fi に接続するための手順
  4. まとめ

デスクトップパソコンを Wi-Fi に繋ぐための準備?

パソコン本体の設置場所によっては、有線 LAN では不便に感じることがあります。通信が安定するというメリットはありますが、LAN ケーブルの取り回しに困ることもあるでしょう。ここでは、Wi-Fi 接続するための準備を簡単にご紹介します。

Wi-Fi 機能があるかを確認する

パソコンのカタログに記載された通信機能欄を確認します。メーカーや製品によって表示内容が異なりますが、Wi-Fi やワイヤレス LAN などの項目があるか確認しましょう。ワイヤレス LAN の規格が表記されていれば、Wi-Fi に対応していることを示します。

Wi-Fi 子機を用意する

Wi-Fi 機能を搭載していない場合は、無線接続用の機器が追加で必要です。USB 接続タイプが一般的ですが、デスクップパソコンの拡張カード、有線 LAN から Wi-Fi に変換するコンバータータイプもあります。

Wi-Fi 子機を選ぶポイント

Wi-Fi 子機といっても種類や機能はさまざまです。ここでは選び方のポイントを解説します。

対応 OS を確認して選ぶ

Wi-Fi 子機は接続しただけでは使えません。接続した後に設定が必要になりますが、設定ができるのは対応する OS に限られます。自分で使用するパソコンに対応している OS かどうかを確認しましょう。

デュアルバンド対応かを確認して選ぶ

Wi-Fi には 2.4 GHz と 5 GHz の周波数帯が使われています。この両方の周波数が使えるのがデュアルバンドです。電波状況に応じて切り替えることができるだけでなく、両方の周波数が同時に使えると通信速度が速くなります。そのため、利便性が高いデュアルバンド対応の子機やルーターを選ぶとよいでしょう。

形状を選ぶ

Wi-Fi 子機はコンパクトなアンテナ内蔵タイプ、アンテナが外にあり向きを調節できるタイプがあります。アンテナ内蔵タイプの方がコンパクトですが、外部にアンテナがついている方が向きの調整ができるので、Wi-Fi の電波が弱い場合に有利です。

Wi-Fi に接続するための手順

Wi-Fi を利用するためには機器の接続や設定が必要です。ここでは一般的な手順を解説します( 機種によって接続方法が異なる場合があります)。

1. Wi-Fi 子機をパソコンに繋ぐ

USB 接続タイプであれば、本体裏側の USB 端子に取り付けると見栄えの問題が発生しません。他のケーブルなどが邪魔にならない位置に接続しましょう。

2. ドライバをインストールする

事前にマニュアルを確認し、セットアップが必要な場合はパソコンに接続した後、マニュアルに従いドライバや専用ソフトをインストールして初期設定を行います。

3. 接続設定をする

ドライバなどの設定を終えた後は、ノートブックと同様に Wi-Fi の設定が必要です。Windows 10 であれば画面右下の Wi-Fi の電波のアイコンや、Windows の設定から「ネットワークとインターネット」「Wi-Fi」を選び、接続したいネットワークに接続します。

まとめ

お手持ちのデスクトップパソコンが Wi-Fi に対応している場合、 Wi-Fi 子機を活用すれば無線でインターネットに接続できます。親機となる無線 LAN ルーターとデスクトップパソコンの距離が遠い場合は、アンテナが付いた Wi-Fi 子機を取り付けることで通信も安定するでしょう。
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